バセ丼

バセドウ病闘病記(アイソトープ&ステロイドパルス)と日常

小林麻央さんの気持ち

まだ今日もほぼ寝たきりで、ご飯は半分位はたべました。

気持ちだけはポジティブに保とうと努力はしているけど難しい😞

ほぼ寝たきりになって2週間が経ちました。なんかまた動悸始まってきたな?バセドウ病の数値乱れてるかな?って思いはじめてからは3週間経過。。一向に回復している実感はなく、毎日波があり、しんどい時間が続いています。でも少し楽な時間もあるからまだ救いだけど、放射線治療のせいなのかステロイド点滴のせいなのか他に理由があるのか。。😞

 

最近、寝ている時間が多くて、「麻央さんはどんな気持ちで毎日を過ごしていたんだろう」って考えるようになりました。治療している病気やおかれている環境などは全く違うけど治療中の私と治療をしていた麻央さん、重なる事もあり彼女はどんな気持ちで先の見えない戦いに挑んでいたのかなって。子供がいる事はやはりとてつもなく大きなパワーになっていたと思います。でもまだ小さい子供の前からいなくなるかもしれないという可能性もとても大きなパワーを奪ってしまっていたんじゃないかなと。。

ブログで前向きな姿を発信し続けていたけれど、本当の気持ちを押し殺して書いた日もあったと思うし、病気でしんどいはずなのに精神的に強く挑み続けるってすごい事だなって私は改めて思います。自分らしく生きる事の難しいさは本気で生きている人にしか分からないし麻央さんはそれを分かっていた素敵な女性だと思います!

 

「たられば」たまにこの言葉を聞くけれど、皆その時、その時、おかれている状況をきちんと考えてベストな道を選択してきていると思うし、そのベストな選択の道の繋がりが今現在の現実であると思うんです。「たられば」「もしあの時」などは過ぎてから思う事であってその時は皆さん、いろいろ調べ、意見を聞き、自分にとってのベストな道を選んでると思う。だからそんな後からの後悔は何も価値のない気持ち、感情なんじゃないかなと私は思いました。

 

昔、仕事でミスをした時に「とりかえしがつかないのは人が死んだ時だけ」という事を先輩に言われたのを覚えています。その時は、なるほど〜くらいにしか思わなかったけどそれから10年以上が過ぎ、私も親を突然死で亡くし、海外に住んでいるせいで死に目にも会えず、「本当にとりかえしのつかない事になってしまった。」と、絶望感と喪失感に苛まれました。その気持ちは2年経っても変わる事なく私と常に共にあるのです。天命を全うした、本当にそうなのでしょうか。それは本人のみが知ること、生きている者が判断する事ではないのかもしれないですね。

 

最近いろいろと考えてしまいます。それを今日は治療の経過とは別に書いてみました。焦らない事、今はそう思って必ず良くなる日を信じて私も出来ることをやっていきます。